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頭の中はゲームでいっぱい

じゆうちょう

自作ゲームのステージ作りをしていたら、小学生の頃を思い出した。小さい頃からゲームが好きだった僕は、自分が考えたゲームのステージを自由帳に描いていた。

あれはやはりアクションゲームで、剣と爆弾が武器だった。その武器にはレベルがあって、レベルが高い武器でないと倒せない敵がいた。そういう敵をわりと最初のほうの分岐点に配置しておいて、強い武器を取ってから戻ってこなければいけないようにしていた。剣や爆弾にレベルがあるというのは、ゼルダの伝説神々のトライフォースの影響を受けていたように思える。というか、そのまんまだ。
トロッコのステージを作った覚えもある。これはどう考えてもスーパードンキーコングだ。最初のほうにヒミツのショートカットがあったような気もする。非常に忠実だ。
それとは別に、デジモンのゲームも作った。自由帳で。
これは友達のドラゴン君(仮名)と一緒に遊ぶためのゲームだった。もともとはドラゴン君のほうがゲームを作って、僕がプレイヤー側だったのだが、まあ僕がそれを真似たわけだ。
どんなゲームかというと、わかりやすく言うとすればテーブルトークRPGかもしれない。ただ本格的なわけがなく、ルールはすべて僕の頭の中にあった。自由だ。どんな超展開も許されそうな感じ。でもお互い楽しく遊ぶのが第一目標だったし、実際楽しかったわけだから、暗黙の了解みたいなのがあったんだと思う。
ドラゴン君が作ったのはヘイホーを育てて戦わせる、ポケモンみたいなゲームだった。んで、僕が作ったのはデジモンを育てて戦わせるゲーム。一応差別化のためか、僕のゲームでは3匹のデジモンを育てられるようになっていた。
ドラゴン君のゲームも僕のゲームも、ポケモンっぽいゲームであるから、すなわち育てたキャラクターは進化した。そして当然オリジナルキャラ満載。しかし僕のゲームのほうは、どんな進化をするかはあらかじめ考えていたので、結果的にあまり自由度はなかった。まあ、プレイヤーはどうなるのかわからないから、それでもよかったのか。
自分のキャラクターのステータスを書いた部分は自由帳から切り離して、いつでも見れるようにしていた。このステータス表、HPのような書き換わる部分は鉛筆で書いて、枠線のような書き換えない部分はボールペンで書いていた。こうすると消しゴムをかけたときに消したい部分だけ消えるから、書いては消しの作業がとてもスムーズだった。これもドラゴン君のアイデアだ。なかなか工夫されていると今でも思う。このステータス表を作るのはすごく楽しかった。*1
こういう経験があって今があるのかと思うと、感慨深いものがある。ドラゴン君とは最近会ってないから*2、今度の夏休みにでも会いたいなあ。

*1:今は、こういう部分を作るのが一番めんどう!

*2:主な原因は、僕の電話恐怖症である。