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頭の中はゲームでいっぱい

Demo Play

宮本茂氏、Wiiのゲームに搭載する“ヘルプ機能”の存在を認める - Game*Spark
ゲームを作る側は、プレイしてくれる人たちの「クリアしたい」という気持ちを出来る限り拾っていくべき。その実現案のひとつがDemo Playなのだろう。一番恐いのは、「クリアしたい」と思われなくなってしまうこと。それがゲーム離れにつながっている。
あと、これはチート対策を兼ねているように思える。チートを使う理由が「簡単にクリアしたいから」ならば、Demo Playはその答えになっている。マジコン対策の次はチート対策か?
バンカズみたいに、ゲーム内でチートが使えるようなゲームもあった。それが初心者救済措置だったのかはわからないが、今回のマリオで言えば、敵に当たっても死なないとか無限ジャンプが出来るとかいった救済もできたはずだ。でもそれはもはやマリオではない。それを避けているであろうDemo Playは「ちゃんとしたマリオ」をやってもらうための機能だと考えられる。
Demo Playは「難しいところだけやってくれる、ゲームがうまいひと」みたいなものなのかな、と僕は思っている。特に2Dマリオだと、基本的に一本道にステージが並んでいるから、どこかひとつのステージで詰まってしまうとその先のすべてのステージが遊べなくなってしまう。こんなときに「しょうがないなあ、ここだけだぞ」と言って難しいステージだけやってくれる、そんな機能。
逆に言うと「2Dマリオのステージ構成はそういうデメリットがあるけど、直さないよ」と言っているようにも受け取れる。3Dマリオではこの問題に対して、「苦手なステージがあってもその分他のステージでスター*1を集めれば先に進める」という解決策を示していただけに、もう少し他の救済方法があったのでは、とも思う。
とは言っても実際にやってみるまでは何もわからないわけで。きっと今までにないおもしろさがあるんだと期待している。

未熟なリプレイで装備で誰かと一緒に遊んでいるような感覚を味わえるなら、このシステムも非常に面白いものになるかもしれませんね。

2009-06-18 - ライフ&チェイサー&うっうー

「誰かと一緒に遊んでいるような感覚を味わえる」ならば、とてもすばらしい機能になるはず。ニコニコ動画が「誰かと一緒に観ているような感覚を味わえる」ことでブレイクしたように。

*1:もしくはシャイン、とは書かない。マリオサンシャインはこの点がよくなかった。