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頭の中はゲームでいっぱい

ゴーストトリック クリア

昨日クリアしちゃった。

感想

すげーおもしろかった。すごく一体感のあるゲームだった。マリオは「操作の一体感」、CoD4は「視点の一体感」があったけど、このゲームは「状況の一体感」がある。
主人公はいきなり殺されて、身体と記憶を失った状態でスタート。そしてゴーストとなっていろんなモノにトリツクことで問題を解決する。これってプレイヤーの状況とかなり一致してるんだよね。
プレイヤーはゲームを始めるときゲームの世界のことは何も知らないし、もちろんゲームの中には身体はない。ボタンを操作してゲームの中のキャラやモノを動かすのは幽霊になって取り憑くようなものだよね。
ここらへんの一体感があるから「主人公が自分の記憶を取り戻す」という動機づけに気持ちよく乗っかれたり、トリツクがうまくいったときの爽快感を感じられたのかも。
他にも、ほとんどのゲームにつきまとう「うまくいくまでやり直せる」という要素がうまくシステムやストーリーに取り込まれてて、重要なポイントになってたり。リセットボタン*1は何もかも元に戻すボタンじゃないってことがよくわかるゲーム。

もうクリアしてしまった

こんなにおもしろいゲームなのに、2日でクリアしちゃったんだよね…ほんと、「しちゃった」という言葉が一番合う。
こんな使い捨てるような(捨てはしないけど)遊び方じゃなくて、もっとじっくり、せめて一週間は味わいたかった。
ゲームの展開を読んでペース配分できればいいんだけど、あいにく展開を読むなんて全くできない。そもそも先へ進めたくなる誘惑に勝てない。あ、原因これじゃん。
最近やってたゲームがポケモンシレンOblivionのような「やり込み要素満載」なゲームだったのも原因かもね。ゴーストトリックもこれらみたいに大容量化すればいいかというとそうでもないんだけど、それでも比較してボリュームが足りないと感じられてしまう。この問題はどうすりゃいいんだろう。

*1:最近のゲームにはこんなもの付いてないだろとか言わない