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頭の中はゲームでいっぱい

ケータイゲーム 時は金なり

ここんとこ話題なのでケータイゲームをやってみた。なんかカードゲームが流行ってるらしい。
ドラゴンコレクションを最初に始めた。それをある程度遊んでから神撃のバハムートとアイドルマスターをちょっとやって、どれもほとんど同じゲームだと確認(でもこっちのほうがカードの絵は綺麗)。
で、ドラコレの方はわりと熱心にやってたんだけど、昨日2chスレを見たらこのゲームが「トレードを駆使して対人戦を繰り広げる弱肉強食の世界」だと感じてやる気が落ちた。自分は闘争心があまりないので他人を蹴落とすような戦いを続けるのは好きではない。
カード系のケータイゲーム自体はすごくおもしろくできていると思った。バランスよくカードや能力を向上させていかないとうまくいかないようになってるし、弱いカードは強いカードを強化する素材になるし、わりとシステムに隙がない感じがした。
時間経過で回復する体力を使ってカードを集めたり経験値を稼いだりするんだけど、ソーシャルゲームは時間をコストにするゲームが多いのかね。サンシャイン牧場もそうだった。こういうゲームはいつも目標未達成の状態で時間経過を待つことになるんだけど、その「ゲームをやっていない時間」が楽しくなるんだよね。時間経過したら今度はアレをやろうかな、それとも別のアレをやろうかな、って期待が膨らむからね。待てない人は課金してねってのが主な意図なんだろうけど。サンシャイン牧場と違うのは対人戦要素があって、遊んでいないとき誰かに攻撃されて宝を取られてしまう危険があること。気が気じゃないね。だから課金だね。うまいね。
あと時間コスト制、対人戦、アイテム交換の3要素が相互に働いてプレイヤーに動機づけしやすくなってるっぽい。時間をコストにして遊ぶから限られた時間の中でできることや得られる資源は限られている。そんな中で対人戦に勝つために他のプレイヤーとアイテム交換し自分の資源の価値を高めていく。戦うのもまた他のプレイヤーだから、自分だけが条件の良い交換をして差をつけたいという気持ちも生まれるんじゃないかと思う。カード交換に体力は必要無いので、時間経過を待つかたわら交換をするという流れになりやすい。
そもそもアイテム交換ってそれだけでおもしろいのよね。他の人の交換状況を見ながらアイテムのレートを把握し、うまく好条件の交換を成立させ資産を増やしていく。レートは刻々と移り変わるから、どのタイミングで買うか売るかが明暗を分ける。これがリアルになると株とかになるんだろうね。こういう交換ゲームから生まれる経済っておもしろいよね。

なんか経済学勉強したくなってくる。ネトゲだと昔から経済として捉える考え方があったらしいけど、まとまった資料とかないんかな。