デファクトスタンダード

昨日の話の続きですが、デファクトスタンダードという分厚い壁があったみたいです。一度ある形式が広まるとそれを土台にして派生技術が増えていくので、他の形式が優れていても互換性の問題で負けてしまう。
ここのまとめがわかりやすかったです。 技術的優劣と市場支配 - デファクトスタンダード
昨日の記事の時点で半分くらい結論が出てたんですよね。10年以上前からの形式であるmp3が未だに現役であるというあたり。
となると(X)HTMLに付随する形で使える形式がよいわけで、Flashはいい線行ってるんじゃないかと思います。
djseiruさんが指摘するようにまだ重かったり技術の無駄遣い的なコンテンツが多かったりもあるんですけど。作り方のノウハウが蓄積されていけばどうにかなるんではと楽観視してたんですが、ずっとつきまとってくる問題になる可能性もありますね。
あと、使う側が内容を自由に扱えないのもネック。文字だけ大きくしたりできなかったり、キーボードだけでは操作しづらい(もしくはできない)とか。検索エンジンがFlash内の文章を拾ったり出来なそう。要するに二次利用がしにくいってことです。
あれこんなんでホントにFlashはいい線行ってるのか？ そうだ、文章や画像はFlash内に入れずに別のデータにするとか。それでもUIの問題は解決できないなあ。
何かカッコイイ結論でも書ければいいのですが難しいです。