コピー

文章を書いたり絵を描いたりするのって、自分の一部分をコピーすることなのかな、と思う。僕の中にある、考え事だったりキレイなイメージだったりするものを、なるべくそのまま、取り出す作業。でも不純物混ざるよ。
そんなふうに僕の好きなものを周りにコピーしていくことには、自分の好きなもので世界を埋め尽くしたいという野望が隠れているのかも。子孫を残したい増やしたいとか、ナワバリを広げたいとか、そういうタイプの。僕の正義が世界の正義、みたいな。口ではなんと言おうと僕にもそういう気持ちはある。
だから僕は周りの人たちに何か影響を与えたい。僕が好きなものをその人にも好きになってもらいたい。できることなら洗脳してやりたい。支配したい。
ここ一年、この日記も含めてインターネットにいろいろコピーしてみたが、確かな手ごたえを感じている。しかしこれ以上進めるには今までと質の違ったものが必要だと思う。
こうやって僕のコピーを増やすことが、僕が死んだ後でも生きていくためのプロセスなのかもしれない。